主はホラーゲーム耐性がある程度有り、自分をビビり散らせてくれるゲームを欲していたため、購入。
このゲームはプレミアがついていて若干値段が高く、隣町の古本市場のガラスケースに保管されていた。中古で5000円。
プレミアがついていても、決して面白いからというわけではなく、レビューは散々なので、覚悟はしていたが、冒頭を動画で見た感じはそれなりに怖いのでは?と密かに期待していた。
ストーリーは登場人物の家族が次々に怨霊であるカヤコとトシオに呪い殺されていくものだが、カヤコとトシオについての詳細はほとんどなく、映画を見ていない主にとってはただのバーチャルお化け屋敷といった感じだった。
ただ、グラフィックや、演出は悪くない感じ。
クリア後にレビューを見返したが、操作キャラの歩きが遅すぎるだの走れないだの言われていたが、そもそも怨霊パレード状態の暗闇を一人で探索してるのに、走りながら探索していたらそれこそ雰囲気がぶち壊しだろう。
問題点は一番言われている操作性の悪さ。主のゲームモニターが小さいせいもあるが、そこそこ大きいモニターじゃないとスムーズに動くのは至難の業...
ゲームオーバーになってしまった場合のリスポーンが必ずチャプターの最初からというところもダレてしまう原因。ただ基本戦闘はリモコンをガチャガチャしとけば大丈夫なので、懐中電灯の電池切れさえ気にすれば詰むことはない。
一番酷いところは隠しアイテムを全て集めないと最終面に行けないところ。
一つのステージに4個以上隠しアイテムがあり、それを全て見つけないといけないのだが、これがまた分かりにくい...
ただでさえ懐中電灯の消耗がめちゃくちゃに早いのに、真っ暗闇の中、チリみたいな切れ端を探さなきゃいけないし、イベント後に元来た道を戻って探索しなければいけない等、分かりにくいうえに、何度も何度も同じチャプター、同じイベントを見なければいけない。隠しアイテムに関しては攻略サイトガン見しても分かり辛いからこれからやるって人は注意。
主は何周もするうちにカヤコが可愛くみえてきて、甘えてきてるものだと錯覚しました。
腕を掴んで構ってほしそうなカヤコちゃん、かわいい♡
ゲームの雰囲気は上々だが、課題点が多すぎるゲームでした。絶対もっと良いゲームにできたと思うんです。
出現パターンが全部同じだし、もう一回やる気にはならないかな。
怖がりの人にやらせたりするのは面白いかも。
なまず的評価☆☆.5