2008年に発売されたニンテンドーDSのホラーゲーム。
心霊写真の幽霊を見つけ、幽霊部分だけ綺麗に燃やして除霊するモードと、それにリンクしたアドベンチャーモードの2つの構成となっている。
まずはじめに、このゲームの評判はかなり悪いもので、実際にプレイしてもその酷さがよく分かったのでプレイ予定がある方は覚悟しておいた方がいい。
⚠︎これより先は心霊写真(クソ合成)を載せています。苦手な方はブラウザバック推奨。
心霊写真は100枚用意されており、怪談話を聞かされた後、除霊作業を行う。
第1ステージ。
男性の後ろに年頃の女の子がアヘ顔をしているのが分かる。
このように燃やして除霊。
この時、少しでも幽霊からはみ出て燃やしてしまったり、燃やす部分が足りなかった場合は失敗となり、右下の蝋燭(制限時間)が削られていく。
失敗になってしまった場合、ち〜ん(笑)というSEが鳴り、辞めるか次の話に行くかの選択肢が出る。
え?答え合わせはないの?もう一度挑戦できないの?と当然思うかもしれないが、それは2週目(100枚分怪談話を聞いて、除霊チャレンジした後)か、データを初期化するかのどちらかであり、かなり苦行を強いられる。
除霊の難易度はかなりピンキリで、1枚目のような分かりやすい写真ならまだいいが
このレベルになると本当に分かり辛い。
DSの小さな下画面がメインになるため、とても見辛く、ズームしても画質が悪いわ暗いわで全然見えないし、綺麗に焼かないとミスになったりと一週目は散々だった。
ちなみに答え。分かるか!!!
アドベンチャーモードは、新居に引っ越してきた家族が、何故か置いてあった心霊アルバムのせいで家族全員呪われてしまい、段々おかしくなってしまうというストーリー。
ネタバレになってしまうので深くは語らないが、こちらは思ってた以上に悪くない作りにはなっていて、何回も○されながら行き着いた先は、バッドエンド。
トゥルーエンドにするには心霊写真モードを条件を満たしつつ2週して、アドベンチャーモードでも条件を満たさないといけないらしいのでかなり骨が折れる。
ちなみに一回バッドになったらデータを初期化するしかやり直せないので、心霊モードもまた1からやり直し。
おわかりいただけただろうか....このゲームのクソ仕様を。
ゲームのコンセプト的には悪くないのに、あまりにも酷い仕様で台無しになってしまった感じ。
あからさまな合成写真も多くて笑えるし、ある意味ゲーム配信向けではあるかもしれないが、一人で黙々とやるゲームでは絶対ない。
最近はPS5も発売間近であり「配信でやると盛り上がるゲーム」というのはこれからもどんどん発売されていくと思われるが、このゲームが選ばれることはない。しかも中古でも1500円以上する。絶対買うな。